8年の歳月
8年の歳月
ケンタッキーの鶏竜田バーガーを食べてから帰ろう。今週もマイファにいた僕は、帰り道にそのことが頭から離れずにいた。
かぐやさんと食べ物の話をするとよく麻辣湯とケンタッキーが話題にあがる。僕は麻辣湯を食べたことがない。お店のシステムもよく理解していないし、きっとメイドカフェより難しいと思っている。そうなると僕は自然とケンタッキーの方に足を運ぶことになる。今日の帰りに寄ろうと思う。
今回の鶏竜田バーガーは開発に8年がかかったらしい。これが10年だったらストーリー付けかと疑いたくなるので、8年という数字は絶妙だと思う。こんなにも長きにわたる開発をしていれば、きっと担当者も変わったことだろう。もしかしたら、開発当初にいた人で発売日を迎えられなかった人もいるのかもしれない。そう考えるとよく表舞台に鶏竜田バーガーを立たせてあげられたねって気持ちになる。誰目線だよってツッコミがどこかから聞こえてきた気がした。
かぐやさんの卒業がわかってからはじめて行ったマイファだが、日常の地続きだった。僕は毎回、マイファに向かって秋葉原を歩いている時に緊張とよく似た動悸が起こる。今回はいつも以上だった。萌えチケ特典の画像がどんな風に仕上がったかも気になったし、なにより卒業発表後だからなんて声をかければ良いのかわからなかった。それでもあの場所に行けばいつも通りの時間が過ごせた。本人も実感が湧いていなかった。確かに、こういったことは終わった後に実感が出てくるもので、まだまだ日常が続くのだろう。
当事者になると大事なことが欠落をする。今までさまざまな場所で多くの卒業を見てきた。当然それは起こるし、出会ってしまった以上終わりがある。それなのに、卒業がいつかあることを欠落していたと今回の件で痛感した。萌えチケの特典で勝守の画像をお願いした時は、数年内に有馬記念で当てなきゃなと思っていた。保存した画像を見たときに、今年に当てなければならないという使命になった。120点の仕上がりの画像を御守りにして、今年の有馬記念は勝ちます。
以前、かぐやさんと麻辣湯の話をしたときに、システムがわからないし、セット売りみたいなわかりやすいものが欲しいと僕は話していた。どんな味なのかどんなシステムなのかも想像がつかないので、行きたいと思わなかった。その話の中で、僕は麻辣湯を食べない宣言をした。食べるならかぐやさんプロデュースのお店が出来たらと伝えた。
流れとしては、美容系YouTuberとして一躍有名になったかぐやさんが、自身の知名度を活かして麻辣湯をプロデュースする。そこであれば、行く理由がある。だからかぐやさんがプロデュースするであろう麻辣湯の店が出るまでは、僕は麻辣湯を食べない人生を歩いていこうと思う。
タイムリミットは8年とする。