伊達男が見下ろす街
伊達男が見下ろす街
遅ればせながらきゅんパスというものを知り、早速使用して仙台に行った。
きゅんパス効果は絶大で平日の水曜日にも関わらず、新幹線の車内も牛タン通りも激混みだった。牛タンを食べてから青葉城に行くという前日にGeminiと考えたプランは一瞬で崩壊した。善治郎の受付をしたら80組(2時間)待ちだった。この時間を有効に使わなければと思い、青葉城に向かうことにした。しかしここでも予定を狂わされる。観光用のバス「るーぷる」に長蛇の列ができていた。こうなると旅行力が試されて腕がなる。すぐさまGoogleマップで経路を調べる。地下鉄のルートが程よさそうに見えたので、それを信じた。青葉城に向かう道は登り坂が続いていて、空気の美味しさがなければ登りきれなかったと思う。
青葉城では伊達政宗が仙台の街を見下ろしていた。いや実際は伊達の目線の方向には山の木々が並んでいた。だけど、後ろから伊達を見ると彼が仙台の街を見ているようだった。こればっかりは実際にここに来て見てみないとわからないから、やっぱり来たことに意味があったなと思った。
青葉城から仙台駅に戻る頃には、善治郎の待ちが15組ぐらいまで減っていた。我ながら完璧なタイミングである。伊達政宗の御加護は僕についていた。