笑顔で愛を伝えられたら
笑顔で愛を伝えられたら
昨日の雨は嘘のように晴れて、小春日和が文字通り似合う日になった。こんな日はきっとカレーうどんも美味しいだろうなぁと目当てのお店に向かって行った。
昨日ゆらのちゃんから名古屋の美味しいカレーうどん屋を教えてもらった。といってもゆらのちゃんが行ったわけではなく、たまたま名古屋から来た新規のお客さんに教えてもらった店である。どれどれチェックでもしてこようかと早速食べてきたわけだ。愛に笑うと書いて愛笑(いとしょう)という店で、そんなとここの辺にあったっけと思った。調べると2021年からあって、灯台もと暗しだなと思った。
最初だから普通のカレーうどんにしようかと思ったが、冷やし台湾カレーうどんにした。外のPOPに書いてあったSNSで話題という文字に惹かれたのと、うどんは冷やしに限るという個人的見解によるものだった。
届いたカレーうどんは、麺だけが水で冷やされていて、カレー自体は湯気がでるぐらい温かかった。最初は麺だけを口にした。コシがあってもちもちの食感が心地良い。良いうどんだなと思いながらカレーとからめた。なるほど、カレー自体は温かいから麺をからめると程よい温度になるのか。しかも、うどん自体のもちもち感がより強調されて非常に美味しい。さすがゆらのちゃんに勧められたうどんだ。次にカレーだけを飲んだ。出汁が効いていて甘めのカレーが口内に広がった。少しだけ辛さに物足りなさを感じたが、次に食べた台湾ミンチが答えを知っていた。いわゆる台湾ラーメンのミンチとは違い、出汁に合わせて優しいミンチだった。それでいて辛味はあって、カレーをまめこさんとしたらミンチがゆらのちゃんだった。ベストマッチだね。トッピングの生卵をからめると三位一体の極地にたどり着いた。カレーうどんの答えがそこにある気がした。そうなると目の前の追い飯50円の文字がやたらと目にアピールしてくる。そんな誘惑にあっさりと降参して、追い飯に手を出した。麺に絡まりきらなかったミンチとカレーを追い飯が迎えに行く。レンゲですくえば、ミンチの辛味をよりダイレクトに感じられた。うどんを食べた後の追い飯で量もしっかりあったのに、あっという間に胃の中に全部収まった。ゆらのちゃんに昨日会えてよかったと心から思う味だった。
外に出るとビル風の余韻が身体に当たった。普段ならうっとうしいと感じる風も、美味しいカレーうどんを食べた後だからか心地よく感じられた。あの美味しかったうどんのように笑顔で愛を伝えられたらなって思いながら帰り道を歩いた。