肌を極めたい
肌を極めたい
今年の3月頃からスキンケアに力を入れるようになった。もともとキュレルのスプレータイプの化粧水だけは使っていた。急に力を入れるようになった理由は、老化に対する恐怖心とちょっといいスキンケア用品を使う好奇心にある。
最初に富士フイルムから販売されているASTALIFTシリーズのジェリーアクアリスタに手を出した。いきなり1万円超えのものに、しかも化粧水や乳液ではなく導入美容液を買った。富士フイルムは普段からチェキでお世話になっていて、ある種の信頼を置いている。だからお布施のような気持ちで購入をした。塗るタイプのチェキだと思いながらワクワクして開けた。こんなちょっとだけ付ける美容液で何が変わるんだと思っていたが、使ってみると流石ASTALIFT、翌日のしっとり感が違ったような気がした。一つ導入して変化に気づくと新たなものに手を出したくなるのが人間の性、次に化粧水とクリームを探した。
僕には最強のスキンケアアドバイザーがそばにいる。スキンケアについて、彼女に相談をすると「やっと本気になったか」と言われた。今までも、ちゃんとやったほうがいいと言われていたが他人事だった。彼女からおすすめをされたのはデコルテのマイクロバームローションとプリムラテクリーム。ローションの方は単品で化粧水と乳液の両要素を補える。めんどくさがりやの僕にピッタリだ。プリムラテのクリームは香りが非常に良かった。プリムラテのパックも手にして、一気にスキンケアのスターダムを駆け上がった。
力を入れだして3ヶ月、六本木にあるASTALIFTの直営店で肌質診断をしてもらった。診断の結果から水分と油分のバランスがとれていないことがわかった。特に頬周りは水分が全然足りなかった。ちょっとだけショックだった。原因の一つはクリームをつけなかったことにあると感じた。その日は日差しが照りつける日で、ベタつきを避けるためにクリームを塗らずに日焼け止めを塗った。それによって水分が逃げていったのではと思った。ちゃんとクリームも含めて全部使うべきだと思った。スキンケア用品になくていいものなんてなくて、必要ないのは僕の勝手な感覚による判断だった。診断を受けた後に、詰め替え用のジェリーアクアリスタのリフィルと飲むタイプのコラーゲンパウダーも買った。水分を保持する肌を内面から作りたいと、わらにもすがる思いでパウダーにすがった。そんなパウダーは1ヶ月で飽きて飲まなくなったが、意識を変えるきっかけにはなった。
11月現在、メインで使っているスキンケア用品は2つだけになった。デコルテのマイクロバームローションとキュレルのクリームだった。今のところはこの2点で安定している。食生活や睡眠にも気をかけるようになり、さまざまな方面から肌にアプローチをするようになった。お布施として買っていたジェリーアクアリスタに関しては、やはり価格が気がかりになっていた。1万円を超える物を買うぐらいなら、1万円分のチェキを撮った方が有意義だと思った。そんな自分の状況を「これが引き算の美学だ」と言い訳をして誤魔化している。そろそろ乾燥が気になる季節になるし、またジェリーアクアリスタを使いだすかもしれない。チェキで肌が潤うようになったら最高なのになぁと叶わない願いを思いつつ、僕は今日も肌を極めていく。